マイナス金利解除

先日の日銀政策決定会合で、マイナス金利が解除されましたね。
銀行の世界では長らく、日銀にお金を預けると逆にお金が徴収されてしまうという環境でしたが、それがようやくなくなるとのこと。

お金を借りた人が貸してくれた人に金利を払うのが一般的な世界ですが、これまでは逆にお金をあげるからお金を借りてくれ、という異常な状況だったわけです。

どうしてそんな異常な状況にしていたのかと言えば、お金を借りてくれる人がいなかったから。金利を低くしないと誰もお金を借りないので、銀行に無理してでもお金を貸す先を探させようとした、ということですね。簡単にまとめると。

確かに最近の金融機関の貸し出し姿勢はすごかったですね。
大手銀行では、ほぼインターネットの申し込みだけで住宅ローンが組めるようになっていました。審査もネットだけで済むし、金利も飛び切り低い条件でした。

こうやって少しずつ少しずつお金が日本に回り出し、ようやく長く続いたデフレ経済が終焉しようとしているのかもしれません。

本当に長かったですね。

私が大学を卒業したのが1996年なのですが、その頃からずっと、第二次安倍政権が発足するまで、株は下がり金利も下がるという暗いニュースばかりでした。

もっとも、たまにバブルがありましたけどね。ITバブルが2000年ごろにありましたけど、あっという間にはじけ飛んでしましたよ。

と言うわけで、株と言うのは下がるもの、という状況が私の中では当たり前のものとして刷り込まれております。

ですから、今回のバブル最高値を超える株高も、イマイチ信用できないんですよね。

投資したら、また高値をつかまされるんじゃないかって。

若いころに経験した経済状況によって、その人の投資スタイルってある程度決まって来るものらしいですよ。

上昇相場を経験していた人は強気の投資スタイルに。下落相場を経験していた人はコンサバな投資スタイルに。

私などは完全にコンサバな投資スタイルですね。
社会人1年目に拓銀や山一の破綻がありましたし。

逆に、今の30歳前後の人は強気な投資スタイルなんでしょうね。

もちろん、強気ゆえに大きく損失を被ることもあるとは思います。でも、こういった世代が巨額の財産を築いていくのでしょう。

彼ら世代が経済的リーダーになるころ、つまり20年後には日本も大きく変わるかもしれないですね。

若い世代に期待をするって、なんだか悪くないものですね。
ちょっと他力本願な感じもしますが。

彼らが経済の最前線に飛び出してくるまで、なんとか少しでも環境を良くしていくよう、会社経営を頑張って行こう!と思っている、年寄りじみた考えを持つ今日この頃の私なのでした。

秩父で山に登るIT経営者より