お世話になりました
日に日に世界が悪くなる。
気のせいか?そうじゃない。
そんな感じがしています。
私が子供の頃、戦争は遠い遠い世界の中の出来事でした。
宗教対立や人種差別など、先進的になりきれない人々の間で行われる野蛮な行為、といったイメージを持っていたものです。
しかし、現在ではだいぶ様相が変わってしまいました。
国力のある国が安全保障の弱い国を攻めたてる、第二次世界大戦前のような雰囲気を放ってきています。
やっぱり、中国が台頭してアメリカの力が相対的に弱まってきていることが要因なのでしょう。
これまで戦争など遠い世界の出来事だったわけですが、現在ではもう身近に迫ってきるものと考えざるを得なくなってきました。
日本は長年、同盟国としてアメリカに守られてきたわけですが、そのために平和が当たり前にあるものと平和ボケを享受してきました。
でも、そろそろ考えを変えねばならない時なのだと思います。
大抵、識者、マスコミは間違っています。
戦前も大衆を煽りに煽り、戦争に向けて突き動かしていた原動力は新聞でしたから。
祖父がよく言ってましたよ。「戦争は国民が望んでいたんだよ。軍が勝手にやったなんて嘘なんだよ。」と。
煽られず、冷静に。どうやれば戦争が防げるのか、平和が維持できるのか。我々が腹を括って結論を出す必要があります。
個人的には、周りの人に自分がイジメられているのであれば、体を鍛え、格闘技などを習い、それらの人に負けないような自分になろうとすると思います。
仮に強くなったからといって、逆に周りをイジメようなどとは考えません。
防衛力を強化することが侵略の準備だ、などという使い古された言葉は、払い除けなければなりません。
日本が先制的に攻め込んでいく、なんてことは絶対に認められませんし、今の日本人の感覚であればあり得ないことですよ。
ただ、私には子供がいます。一人は男の子です。そして、我が社には若い男性社員も大勢います。
将来、安全保障環境が悪化して、日本が攻められた。そしてその時に我が子が徴兵される、若い社員が徴兵される、なんてことは絶対に許せません。
やはり、日本には手出しできないな、と思わせるような防衛力強化は絶対に必要なんですよ。
会社経営でも同じだと思うのです。
今は順調に経営できていますが、いつ何時環境が変わるかわかりません。
取引先や事業を多様化し、資本を蓄える。平和の時代に危機を想定して準備する。
会社の平和を維持し続けること、それが会社経営における私の使命だと思っています。
一年の締めくくりが非常に重い話になってしまいましたが、来年はさらに厳しい年になると思っています。
決して負けないよう、頑張っていきますよ!
さて、この一年、なんとか事業継続することが叶いました。そしてこのブログも。
常日頃、当社を支えてくださる皆様のおかげと、心から感謝申し上げます。
来年も引き続きご支援いただけますと幸いでございます。
では皆様、良い年をお迎えください。
その前にメリークリスマス!
秩父で山に登るIT経営者より

