日本経済復活か?

最近、ハリウッド俳優を使ったCMをほとんど見なくなりましたね。

今、残っているのはBOSSのトミー・リー・ジョーンズくらいでしょうか?
トミー・リー・ジョーンズって、ほんと素敵な俳優ですよね。スペースカウボーイ、かっこよかったなあ。MIBもいい味出してましたよね。

おっと、話が反れました。

バブルの頃はシュワルツェネッガーやスタローン、ブルース・ウィリスなど、錚々たるスターが日本のCMに出てくれていましたよね。
たどたどしい日本語を話すスターを、にやけながら眺めていたのを思い出します。

スター俳優が出なくなったのはやっぱり、日本の経済力が低下しているからなのでしょう。

最近では円安も随分と進行していますね。

夏休みに家族旅行を計画しているのですが、ちょっと調べてみるとハワイは大変な価格になっているようです。

とてもじゃないですが、家族5人でいける金額じゃないです。
家族はがっかりするかもしれませんが、もっと近場にしておくとしましょう。

しかし、個人的には日本の将来に悲観はしておりません。
逆に、今後の日本にはかなり強気の見通しを持っています。

中国の国際社会に対する位置づけが変わったことで、日本の持つ地政学的メリットが発揮されることになると思っています。

実際、半導体などのハイテク工場が日本に戻ってきています。今後は中国に工場を移転していた製造業も戻ってくることでしょう。

そうなると、人手不足がさらに激しくなることになります。

現在、ただでさえ人手不足で人が採用できないのにもっと激しくなるのですから、給料も上がっていくことになるでしょうね。

これでやっと、日本のデフレも終焉を迎えることになるわけです。ほんと長かったなあ。私のこれまでの社会人人生、すべてデフレだし。

もっとも、完全脱却まではあと数年かかるのでしょうけれどもね。

私たちの子供が社会人になる時代には健全な経済環境になっていることを期待します。

しかし、一国の経済って、世界の政治的な環境によって全く変わってくるものですね。

バブルまでの日本は、自国で製造した製品をアメリカに輸出することでガンガン利益を得ていました。為替も安いし、石油も安い。今考えると、超ぬるま湯状態だったんですよね。

バブル後は一転、円高と石油高によって日本経済が削られていきました。隣の大国の人件費の安さに世界中から資本が引き寄せられ、日本もどんどんと空洞化しました。

このたび隣の大国が盛大にやらかしてくれたので、ようやく日本にも風が吹いてきたようです。

わが社でも、この風を活かして前進していきたいですね!

しかし、その前に社員の給料が上がっていくことを前提にして経営していかなければ。

人が魅力を感じてくれる会社でなければ、IT企業はやっていけないですから。

秩父で山に登るIT経営者より