最近、老眼が進んできました。
近眼用メガネをかけてご飯を食べると、茶碗についた米粒すら見えなくなりましたよ。
なんだか食べ物をこぼす回数も増えたような気もします。
とっても不快です。
老眼って、目の水晶体が硬化することによって起こるのだそうです。多少の個人差はあるようですが、これはもう誰しもが通る道のようです。
関節も年と共に硬くなるようですし、老化って本当嫌なものですね。
話はちょっと変わりますが、私の体感として最近めっきり蚊に刺されなくなりました。
とっても良いことのようにも聞こえますが、実際には違うようで、老眼と同じく立派な老化現象の一つなのです。
一般的に、蚊は大人よりも子供の血を好む習性があるのは事実です。
子供と遊んでいると蚊は親よりも子供に引き寄せられていきますよね。
でも、それ以外にも刺されなくなったと感じる要因があるんです。
実は、歳をとると蚊に刺されたことに対する反応速度が遅くなるのだそうです。
赤ちゃんなんかは、蚊に刺されるとすぐに劇的な反応が起こって真っ赤に腫れるんですよね。その跡が数週間残ったりして、親が心配になるくらい大変だったりします。
少し成長してくるとそこまで長引きはしないのですが、痒みはすぐにやってきます。
私も子供の頃は公園などでよく掻きむしってましたよ。
で、だんだんとこの反応が遅くなっていくんです。
そして、老人になると、刺されてから数日後に痒みが出るまでになるのだそうです。
刺されてからかなり時間が経って痒くなるってことですから、実際にはその痒みと蚊に刺されたことが結び付かなくなるんです。
だから、蚊に刺されたように感じないのです。
さらに、蚊のモスキート音。ブンブという独特のあの羽音。
寝ている時に聞こえるとめちゃくちゃ腹がたつ、皆が大嫌いなあの音ですが、実際には若い人しか聞こえないのです。
歳をとってくるとあの周波数帯の音は聞こえなくなってしまうんですって。
ということで、老眼で蚊は見えない、耳が遠くなって羽音は聞こえない、刺されても気が付かない、のトリプル作用で老人は蚊を感じなくなるのです。
私が最近蚊を感じないのは、そういうことなんです。
今回のブログでは、こうして蚊を引き合いに老化の悲哀を書いてきましたが、私は今、かなり本気で老化に抵抗しているんですよ。
先日も週末に2000メートル級の山に登って足腰を鍛えてきました。

久しぶりに英語の勉強も始めたりしています。
社員の皆さんも日々、自主学習に励んでいてくれているんです。頑張って新たなスキルを身につけるべく、夜も勉強している訳です。
私もまだまだ、ブンブと言って夜も眠れませんよ!
秩父で山に登るIT経営者より